各務原市にある大野歯科クリニックです。
お子様の矯正治療を経験された親御さんの中には後悔してしまったと感じたことのある方もいるのではないでしょうか?
親御さんとお話ししていると「小児矯正をやらなきゃよかった」や「小児矯正が気になるけど悩んでいる」などたまに耳にします。
実は小児矯正は、満足できる結果を得られないケースが稀にあります。
今回は、
▪️小児矯正を「やらなきゃよかった」と後悔する4つのケース
・拡大床の使用が不適切
・治療期間が長い
・矯正後の後戻り
・不必要な抜歯
1つずつ見ていきましょう。
1、拡大床の使用が不適切
小児矯正では、「拡大床(かくだいじょう)」
拡大床は、骨の幅の範囲内で歯を動かせる装置ですが、「
しかし、拡大床の用途は、
拡大床でよくあるトラブルとしては、
・歯が広がりすぎて噛めてない
・何年経っても歯並びが良くならない
・歯が顎の骨から飛び出している
・出っ歯
などです。
骨の幅を広げる装置は、「急速拡大装置」という装置になるので、
2、治療期間が長い
小児矯正を何年もやっているにも関わらず、
初めた頃から変化していない場合は、
小児矯正はある程度治療期間が長くなります。
しかし、治療を続けているにも関わらず、
治療期間が長くなると、子供への負担も大きくなってしまいます。
「ずっと同じ装置が入っている」「歯並びが改善されない」
3、矯正後の後戻り
矯正によって動かした歯が元の位置に戻ってしまう「後戻り」
後戻りの主な原因は、
矯正治療では、
保定期間中に、「もう歯が動いたから治療は必要ない」
特に成長期は、大人と比べて歯が動きやすく、
矯正によって歯を動かしたとしても、
4、不必要な抜歯
矯正治療に必要でない抜歯をされてしまうこともあります。
矯正にて抜歯をするケースは、
抜歯が必要な症例もありますが、
抜歯が必要と言われた場合は、明確な理由を聞いたうえで、
小児矯正をしないとどうなるのか?
小児矯正をやらなきゃよかったと後悔する人もいますが、
特に、小児矯正が必要な症例にも関わらず、
▪️小児矯正を始めるべき症例は以下の5つです。
・上顎前突
・開咬(かいこう)
・萌出不全
・交叉咬合
・反対咬合
また、
食べ物を適切に噛むことが困難となるため、
▪️小児矯正をやるべき理由
小児矯正をやるべき理由は主に5つあります。
・発声がしっかり言える
・歯をきれいに保てる
・外見へのコンプレックスが解消できる
・顎の歪みを軽減
・将来的に抜歯する必要がない場合がある
・矯正期間を短くできる
大人になってから矯正をすることもできますが、
最適なタイミングで治療を始めることで、
▪️小児矯正を始める年齢
小児矯正を始めるときに年齢制限はありませんが、
小児矯正には、永久歯が揃う前におこなう1期治療と、
子供の矯正時期は1期治療で、
また、成長期のお子さんでないとできない治療もあります。
小児矯正が必要だと判断した場合は、早期に治療を始めることで、