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塩歯磨きについて

こんにちは 大野歯科クリニックです。
突然ですが、塩で歯磨きを行った事はありますか?
通院されている年配の患者様で、塩だけで今までずっと歯を磨いているという方がいらっしゃいましたので、塩歯磨きについて調べてみました。
 

現代ではほとんどの方が歯磨き粉で歯は磨いていますが、かつて塩で歯を磨く習慣は日本を含む世界各地で見られたようで、歯磨き粉が普及する前の時代には歯を清潔にするために塩が使われていたそうです。

 

 
▪️塩で歯磨き どんな効果がある?


塩は昔から殺菌、消毒に使われており、歯磨き粉の成分として配合されたりしています。
塩には唾液の分泌を促す効果もあり、歯肉の引き締め、歯周病にも効果があると言われています。

 

 
▪️塩で歯磨き デメリット


研磨作用が強く、少なからず歯が削れる可能性があります 細かい傷や溝に汚れが入り込み黄ばみや着色の原因になります。

殺菌作用についても、塩で殺菌作用を得るには大量の塩が必要になる為、あまり効果が期待出来なかったり、歯茎の炎症がひどい場合は逆効果だったりもします。

 

 
▪️まとめ


虫歯予防や歯周病予防にはフッ素塗布が最も有効と言えます。
歯磨き粉にフッ素が配合された商品はいくつもあります。
わざわざ塩を使う必要はありません ただ、市販のはみがき粉にはさまざまな化学物質が含まれています 例えば発泡剤のラウリル硫酸ナトリウムです 口は肌に比べると10倍〜20倍成分を吸収する器官なので使うものは気を付ける必要があります。
塩には余計な化学物質は無いですがリスクが大きすぎます、当院には子供さんからご高齢者、妊婦の方までどなたでも安心してお使いいただける天然由来成分の歯磨き粉やそれぞれのお悩みに合わせた口腔ケアグッズを数多く取り揃えています。 
お気軽にご相談下さい。